私は、東京都に本社を構える大手不動産仲介会社2社に約13年間、勤めておりました。

その経験を糧に、平成24年に不動産業者として起業し、現在に至ります。

 

 当社に大切な不動産を売ってくださったお客様や、当社から建売住宅や土地をご購入いただいたお客様、当社とお取り引きいただいた法人様やご担当様のおかげで、今日を迎えることができました。

 

この場を借りて、改めて御礼申し上げます。

 

そして、ここからさらに事業の幅を広げるため『美匠外壁塗装』事業部を始めた経緯を、不動産業と塗装業の2点に分けてお話しいたします。

 

まず、不動産業の観点について。

一般住宅(木造2階建)の場合、建物のご売却金額は築年数で査定いたします。

不動産のご売却を経験なさっている方はご存知かと思いますが、基本的な査定基準は木造の場合、築20年が目安です。

築20年を超える木造住宅については、通常であれば建物査定金額はゼロ円となってしまいます。

しかしながら、一律でゼロ円かと言うと、そうではない築20年超の木造住宅もございます。

 

それはご所有者様の建物メンテンナンスがしっかりとなされている建物。

 

この建物メンテナンスとは、室内の壁紙や水回りだけではなく、外壁塗装や屋根のメンテナンスのことを指します。

中古住宅をご購入される方の多くは、内装リフォームの予算は用意しているが、外壁塗り替え費用や屋根のメンテナンス費用までは

ご予算がありません。

 

つまり中古住宅市場では、外壁や屋根が綺麗な戸建であれば、建物部分に売却金額を若干上乗せしても買い手が付く傾向があり、

ご売却する予定が無くてもこの建物メンテナンスが非常に重要だと考えられます。

 

 

次に外壁塗装業の観点について。

きちんとメンテナンスをおこなっている建物は、おこなっていない家と比較すると建物の傷み具合が一目瞭然です。

建物の屋根や外壁は、紫外線・真夏の高温や冬の乾燥・気温変化からの湿気・ゲリラ豪雨や梅雨の長雨、または強風からのホコリなど、

様々なダメージを受けております。またその自然環境に365日晒されているため、外壁の塗り替えは当然必要になってきます。

 

お体のケアと同じで、建物の外壁や屋根にも計画的なメンテナンスが必要です。

 

お住まいになられてから、快適に何年も過ごされている場合でも、

突然、窓サッシや、天井・室内の壁などから、雨染み(雨漏り)が起こります。

そして、目に見えて起きてしまってからでは、高額な修繕費用になってしまうケースが多々ありますので、

定期的に保守や点検を行い、トータルの費用を抑える必要があるのです。

 

分譲マンションにお住まいの方々が、毎月修繕積立金を約1万円から約2万円ほど積み立てているのは、

管理組合と管理会社が長期修繕計画書を作成し、その計画に基づいて定期的に修繕工事をおこなっているからです。

この定期的な修繕工事は戸建住宅にも必要ですが、具体的な計画は個人様では、なかなか組めないのが現状です。

 

 そして、一度塗り替えを終えた後にも同様のことが言えます。

塗り替え後の塗膜は数年後には経年劣化が進むため、再度の塗り替えが不要とはなりません。

 

その経年劣化の進み具合は、塗料メーカーの説明だけでは足りない部分もございます。

 

その一番の理由は、塗装を行う者の経験値や作業工程の美意識によっても、経年劣化状況に必ず差が出るからです。

私達は、今までお客様の登らない足場の上で、その差をたくさん見てきました。

 

お客様が直接出来ない工事だからこそ手抜き工事があってはならないのです。

 

私達であれば今までの経験をもとに、資産を守る外壁塗装工事ができると実感し、塗装事業を始めるに至りました。

 

 

同じ工事代金をお支払いするのであれば、大切な資産を守るため、一度お声がけご相談を頂けませんでしょうか?

 

決して大きな会社ではありませんが、責任や保証とはその携わる人間に担保されて初めて言える事だと思います。

私自身、その責任を現場と共有するため、一級塗装技能士のもと日々塗装作業も行っております。

 

それではご興味がございましたら、ぜひ一度、ご相談くださいますよう宜しくお願い申し上げます。

 

坂田 義雄