日高市塗装工事がはじまりました。
一般住宅の塗り替え工事です。
まず屋根の状況ですが汚れ(苔や土)が溜まっています。
この苔や砂埃で溜まった土も数年放置したままですと屋根を痛めます。
雨水の排出がスムーズでなくなり湿気が抜けなくなるからです。
写真では分かりづらいと思いますが、横樋(雨を流すもの)にもたくさんゴミが溜まります。
これがヘドロになり、横樋から縦樋に流れ落ち、結果雨樋を詰まらせます。
当社は塗り替えのタイミングで横樋のヘドロも撤去できる範囲で行っています。
地味に大切な清掃ですが、お客様はなかなかご存じないため、ご覧になった方はサービスで清掃もしてもらいましょう。
続いて、外壁面のシーリング材が剥離している画像です。
かなり劣化が進んでいましたが、本来はここまで劣化が進む前にご相談ください。
また今流行りの太陽光パネルが乗っている画像です。
スレート屋根材と太陽光パネルの取り付け金物の間に挟まっている材料があるのが見えます。
外壁のコーキングが劣化するわけですから、こちらの挟まっている材料も劣化しますよね。
このような箇所も注意深く業者に確認するよう依頼しましょう。
家の一番高い位置である屋根の頂点です。
赤枠内にご注目。
破風が合わさっている箇所もコーキング材で埋めています。
普段お住まいの方が目視で確認できるような箇所ではないため見落としがちです。
劣化の進み具合は住環境によって変わりますので、外壁の簡易点検は必要です。
私自身の経験として(自宅がそうでした)やはり9年目から簡易点検はしたほうが良いと思います。
屋根を被せているトタンは釘で止まっているんです。
建物が揺れる(地震や風など)ため少しずつヅレて最終的に外れてしまい、台風などの強風で飛んで行ってしまう事があります。
毎現場当社では付帯塗装の一部として簡易補修を行っております。
ケレン作業の画像です。
剥がれている箇所や汚れがこびり付いて簡単には落ちない箇所、また軽く塗装面に傷を付け、塗装後に塗料が剥がれ難くするために行います。
赤枠の写真はバルコニーの床部分になります。ここは後ほど防水工事を行うため下地を綺麗に整えています。